花と緑に囲まれた街、昆明旅行記(その7.昆明のグルメ編(その1))

スマイル中国語教室

花と緑に囲まれた街、昆明旅行記(その7.昆明のグルメ編(その1))

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 

 今週も花と緑に囲まれた街、昆明の旅行記(第7回目)です。今週は昆明のグルメ編(その1)です。

 

 雲南省は少数民族を中心に昆虫食と呼ばれる独特の食用昆虫を食べる習慣があり、昆虫食が盛んな地方として知られています。昆虫食は弱った身体の栄養補給源としても優れた効果を発揮することが知られています。食用昆虫は200種にも及び、中でもスズメバチ、タケツトガの幼虫である竹虫(竹の中にいる寄生虫)、イナゴ、カイコ、セミ、トンボなどが有名です。スズメバチは夏から秋のシーズンには巣が市場で大量に売られ、レストランから 農村の食堂まで普通に見られています。雲南省では価格は豚肉よりも高価な高級食品なのです。

 


(今回訪問したお店です。昆虫食とキノコの鍋が食べられるお店です。)

 


(スズメバチの巣からとった幼虫、サナギ、成虫の油揚げ。匂いも香ばしく、スナック菓子のようにサクサクしています。ただし食べていくと少し喉が痛くなってきました。)

 

 


(スズメバチの巣からとった幼虫、サナギ、成虫。)

 


(雲南ダックとも呼ばれる宜良?鴨。赤い甘ダレにつけて食べます。)

 


(雲南ダックの頭。)

 


(雲南ダックの皮。赤い甘ダレにつけて食べると絶品です。)

 


(米で作った麺を使った雲南省の炒麺。コシが柔らかくておいしいです。)

 


(雲南省でとれたキノコと豚肉のスープ。さっぱり塩味でなかなか美味しいです。)

 


(店頭に並ぶキノコ料理で使うマツタケとシメジ。自分で選んでからお店で料理してもらうシステムです。)

 

 


(タケツトガの幼虫である竹虫(竹の中にいる寄生虫。))

 


(昆虫食の一つであるイナゴ。)

 


(クレソン系の植物と卵の炒め。甘口で美味です。)

 


(食材群。クレソン系の植物。)

 

 

 雲南省は中国屈指のキノコの産地で省内にはキノコ市場が多く存在し、国内外に輸出されています。中国語でキノコのことを「野生菌」といいます。このキノコを用いた火鍋、つまり野生菌火鍋の看板をこの昆明市内ではたくさん見かけます。お店の入るとたくさんのキノコの中から火鍋に入れるキノコをまず選べます。私は迷いなくマツタケと丸い青キノコを選びました。スープは烏ベースのもの、多種多様なキノコを入れることで半端ない旨味が滲み出てきます。

 


(今回訪問した雲南料理キノコ火鍋店。)

 


(キノコの料理の紹介です。)

 

 

 


(雲南料理の紹介。)

 


(鍋のスープの隠し味。生菜と豆板醤を使ってます。)

 


(生菜と豆板醤に鍋のキノコスープをかけて鍋用のたれを作ります。)

 


(鍋スープの出来上がり。塩味もあってなかなかの美味です。)

 


(火鍋に使った松茸です。)

 


(火鍋で使った青キノコです。店員さんに地元で有名といわれて勧められました。)

 


(キノコ火鍋。キノコのにおいがよくたまらなくて、食欲をそそります。キノコのだしと塩味が効いておいしかったです。)

 


(青キノコです。)

 


(松茸です。)

 


(鍋のダシに使われていた黒鶏の足。)

 


(最後の仕上げに麺を投入します。キノコの出汁が出たスープを麺が吸い込むとたまらない味となります。)

 


(キノコ火鍋店のいろいろなキノコ群。自分で選びます。エリンギと老人頭と呼ばれるキノコです。)

 


(揚げ豆腐や豆類です。)

 

 

 


(キノコ火鍋店のいろいろなキノコ群。竹?と草茹。)

 


(食材のナマコ。)

 


(パン類です。)

 


(干巴菌。)

 


(イカなどもあります。)

 


(南瓜餅。ナンキンを油で揚げたお菓子です。)

 

 

 さらに雲南省の山羊の乳で作られる(炸乳餅)揚げチーズも有名です。乳餅とよばれる山羊のチーズを短冊状に切って、鉄板で油焼きしたもので。山羊乳からつくっただけあって、独特の臭いがしますが、深みのある味はとても美味しいです。

 


(羊乳で作ったチーズ。香ばしくて甘みがあり、おいしいです。)

 

 

 また次週も雲南省の旅行記となります。よろしくお願いします。

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