山東省の泰山へ登山しました(蔡さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のアシスタントの蔡です。はじめまして!よろしくお願いします。
夏休みに私の故郷、中国の山東省にある泰山の登山をしてきたので、その旅行記を掲載させていただきます。
広大な中国に数多くの名山がありますが、この泰山は神仙の住む所とされ,古くは秦の始皇帝が群臣を率いて参拝し,即位の封禅の儀式(皇帝が天と地に王の即位を知らせ、天下が泰平であることを感謝する儀式)を行い、歴代の中国の皇帝も同様の即位の儀式を行った聖山として知られています。また 東岳泰山,南岳衡山,西岳華山,北岳恒山,中岳嵩山を纏めた中国五岳のひとつとされ、五岳の中で最高位の岳とされています。
泰山は、標高1533mとあまり高くないですが、山頂でご来光を仰ぎたかったので、今回初めて登山してみました。
まず麓で「南京錠」を購入します。これは山頂の「廟」で願いを込めて鍵をかけるためです。「南京錠」の裏に名前を彫ってもらいます。
山上に行くまで険しい石段が続き、登りがキツかったです。山上で一夜を過ごしましたが、あいにく曇ってしまい、ご来光は見られませんでした。残念!しかし歴史的な場所から山上から見る景色は美しく、登山の達成感を味わうことができました。
疲れた足を引きずりながら下山しましたが、足がガクガクになり、登りよりもキツかったです。また機会があればいろいろな中国の名山を登ってみたいです。
(泰山の麓です。)
(ここから山頂まで約9キロの道のりであり、この間ずっと石の階段7000段が途切れも無く続いている。)
(関羽を祀った関帝廟で旅の安全を祈ります。)
(一天門。ここが昔からの泰山の入り口。天下の奇観の文字が目に入ります。)
(神聖な門から入ります。由緒ある泰山登山。昔から皇帝を始め大勢の人々が登った歴史ある正面道を歩いて登ります。)
(トレッキングステッキを買う。二本の杖を使い階段を快適に登る。)
(斗母宮で登山の安全を祈願します。)
(大木が横に倒れています。倒れた大木まで観光名所にしているのがすごい。)
(壺天閣。しだいに階段も急になってくる。階段の途中に楼閣がある。)
(石段が頂上まで続きます。)
(財神廟で祈願します。)
(自然が広がります。)
(険しい石段が続きます。)
(中天門。登り始めて2時間ほどで中天門に到着。 泰玉の中腹あたりの中天門で休憩。大声で歌を歌いながら登る人、手をつなぎながら登るカップル、途中で座り込んで休んでいる人など様々である。)
(頂上まであと少し!)
(独特な岩肌が見えます。)
(泰山の紹介。山頂まで約9キロの道のりであり、この間ずっと石の階段7000段が途切れも無く続いている。)
(道は単純。石段をまっすぐ上がるだけです。)
(石橋。そのそばの岩にちょろちょろと水が流れている。)
(五大夫松。秦の始皇帝が泰山で雨宿りをした松の木に五大夫の位を授けたという「史記」にある故事から名付けられた。)
(龍門。もうすぐ頂上。疲労が見える人も。)
(あと少し!!)
(だいぶ上がってきました!)
(山上の売店です。)
(山上でテントを張って野宿しましたが、あいにくの雨です。)
(ご来光を見るために山上で野宿をする人たち。)
(ふもとの泰安の町が見える。)
(ご来光を見るために山上で野宿をする人たち。)
(ご来光を見るために山上で野宿をする人たち。)
(夜が明けてきました。)
(紀泰山銘。唐摩崖碑とも呼ばれ、高さ13.3m、幅5.7mあり、刻まれている序文や銘文は全部で1008文字ある。唐の玄宗皇帝が泰山で封禅したときのことが記された碑である。)
(あいにくの曇りでご来光は見えず!!残念!日観峰。気象台みたいな建物があり、ホテルにもなっているようだ。)
(ご来光は見えませんでしたが、山の景色は格別です。)
(日観峰の右側が観魯台と呼ばれる切り立った崖。下方に魯国(山東半島の昔の国名)が一望できる素晴らしい眺め。)
(麓で購入した「南京錠」を山頂の「廟」で願いを込めて鍵をかけます。)
(日観峰。気象台みたいな建物があり、ホテルにもなっているようだ。)
(曇りでご来光が見えず、、、)
(下山開始。泰山に登り、日の出を見ることは中国人の夢のひとつでした。ぐるりと日観峰を回った後、再び玉皇頂へ行き頂上を踏み、しばらくして下山開始。)
(下山のほうが登るときよりきつい、、、。)
(さよなら!泰山!)