草原で走っている駿馬のように情熱的なモンゴル族(金さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のキムチ大好き、アシスタントの金です。
今日は内モンゴル自治区を中心に広く住んでいるモンゴル族について紹介いたします。
モンゴルの歴史というとまず英雄チンギス・ハーンを思い浮かべると思います。モンゴル民族は、チンギス・ハーンによって13世紀頃に統合・形成されていきました。
現在のモンゴルの北部は外モンゴルと呼ばれ、モンゴル国として独立した国家となっています。南は内モンゴルと呼ばれ、中国の自治区となっています。
内モンゴル自治区の面積は日本の3倍ほどもある大変大きい地域でありますが、人口は日本の5分の1ほどです。北側はあまりにも寒いせいか、南部にある都市にほとんどの人口が暮らしています。
内モンゴルの人たちは、都市に住む人、草原での放牧の生活をしている人に関わらず、草原で走っている駿馬のように情熱的です。モンゴル族は歌や踊りが盛んで、特に客人をもてなす際には酒、歌、踊り、馬頭琴の演奏などにより盛大な歓迎会が開催されます。
内モンゴル自治区は総面積の70%強が草原で占められているため、草原は牧畜や放牧に利用されています。
モンゴル料理は大きく分けて「白い食べ物」と「赤い食べ物」があります。白い食べ物とは、牛、馬、羊の乳から作られる食べ物のことで、赤い食べ物というのは、肉そのものや肉を使った料理のことです。
代表的なモンゴル料理として火考全羊とよばれる羊を丸ごとじっくり焼いたものが有名で歓迎会や結婚式のパーティーなどには欠かせないです。また馬乳酒と呼ばれる馬乳を原料とした醸造酒かつ乳製品も有名です。
内モンゴルの古い家に行くと今でも民族の英雄であるチンギス・ハーンの肖像画が飾られている所が多いです。誇り高い祖先を尊敬する誇り高い民族なのです。