高句麗の繁栄を静かに偲ぶことができる高句麗遺跡群(金さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のキムチ大好き、アシスタントの金です。
今日は中国東北部、吉林省集安市の高句麗遺跡群について紹介いたします。
高句麗は紀元前1世紀ごろ、中国東北部から朝鮮半島北部にかけて勢力を広げていた王国です。高句麗の遺跡である国内城と丸都山城は現在の集安市内に位置し、427年に高句麗の首都が平壌に移った後も政治、経済、文化の中心都市でした。陵墓群や漢字が刻まれた広開土王碑や壁画など、当時の文化や風俗を物語る貴重な遺構や文物が数多く見つかっています。
高句麗の王都であり、北朝鮮と中国の国境にある集安にいると、街の雰囲気は朝鮮にいるようです。北朝鮮を垣間見ることができ、中国大陸は朝鮮半島とつながっていることが実感できます。
広開土王碑、将軍塚、丸山都城の全体的にひっそりとした雰囲気で、秘境の世界遺産だけあって、訪れる観光客は少ないですが、高句麗の繁栄を静かに偲ぶことができます。ぜひお越し下さい。