中国の伝統工芸である切り紙細工「剪紙」について紹介いたします。
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の四川のグルメ王、アシスタントの文 慶洪です。
今日は中国の伝統工芸である切り紙細工「剪紙」について紹介いたします。
剪紙は昔から玄関や窓などに飾られてきた民間伝統工芸です。
中国の南北朝時代(420−581)に発祥し、唐の時代には、紙を花貼に剪んで顔の飾りとなり、宋の時代には剪紙花様を門に貼り付けるようになりました。2009年には世界無形文化遺産に登録されています。
多くの剪紙は赤い紙によって作られていますが、これは中国では「赤」が最も縁起のいい色とされているためです。
題材として神話、伝説、歴史、及び人物、動物、虫草、花鳥等が取り挙げられます。剪紙をする人の多くは農家婦女です。
作品を見るとその技術力の高さに驚かされますが、同時に願望や自然に対する強い想いが感じられますね。