古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

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古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の、のび太君こと、羅です。

 

今日は江西省の景徳鎮についてお伝えいたします。

 

陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮は、古くから現在に至るまで多くの人を魅了しています。

 

数ある中国陶磁器のなかでも特に品質が高く、人気・美術的価値・歴史的価値のある名品といえるでしょう。

 

古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

 

景徳鎮は、江西省東北部に位置する景徳鎮市の窯で製造された陶磁器のことです。その昔、景徳鎮市は「昌南鎮」と呼ばれていましたが、今からおよそ1000年前、宋代の景徳年間に宮廷に納める磁器を制作していたことから景徳鎮に改名されました。

 

古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

 

また、景徳鎮で焼かれた磁器には「景徳」と紀款が入れていたことから景徳鎮窯で製造された陶磁器も「景徳鎮」と呼ばれるようになりました。

 

古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

 

景徳鎮の磁器は、元・明・清代を通して皇帝たちを長く魅了してきただけではなく、日本、ヨーロッパ、イスラム圏にも幅広く輸出され、多くの人に愛されてきました。

 

古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

 

景徳鎮でよく見られるのは、白磁にコバルトで絵付けを施した「青花磁器」です。透き通るような薄い白磁に草花や龍などのモチーフが繊細に描かれています。

 

古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

 

また、厚さ0.5mm?1.5mmと極めて薄く作られた「薄胎碗」や、ドットをちりばめたような独特の透かし模様「玲瓏(リンロン)」など、絵付けではなく器そのものも非常に高い技術で作られているのも特徴です。

 

古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

 

また、コバルトだけではなく「辰砂(しんしゃ)」を使って赤色の絵付けが施された景徳鎮や、色とりどりの色彩で絵付けされた景徳鎮も存在します。

 

古くから現在に至るまで多くの人を魅了している陶磁器の元祖ともいえる景徳鎮(羅さん特別編)

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