"酸っぱくて辛い"「酸辣」と表現されまる湖南料理(李さん特別編)

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"酸っぱくて辛い"「酸辣」と表現されまる湖南料理(李さん特別編)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のミュージシャンこと、アシスタントの李です。

 

今日は私の故郷の湖南省の名物料理、湖南料理について紹介いたします。

 

湖南料理は中国語で湘菜と言い、中国八大料理の一つで、唐辛子をたっぷりと使った料理が多いのが特徴です。四川料理と同じかそれ以上に辛いと言われますが、湖南料理の辛さはどちらかと言うと"酸っぱくて辛い"「酸辣」と表現されます。ただ辛いだけではなく、どこか酸味が効いていて後味がすっきりとしている酸辣が特徴の料理です。

 

同じ辛いものが好む湖南人と四川人を比べて「四川人不怕辣、湖南人怕不辣(四川人は辛いのを恐れず、湖南人は辛くないことを恐れる)」と言われます。つまり湖南地方に暮らす人たちにとって、四川地方より、料理が辛いというのは当たり前であると認識されているようです。

 

湖南省でこのような辛い料理が好まれている理由は、湿度が高いこと、また主食が米であったことが影響していると言われています。

 

湖南料理で有名なものは酸辣湯や左宗棠鶏、黒臭豆腐等です。

 

また湖南料理には香米が欠かせません。香米はタイ米に似た長細い白米で、辛い湖南料理にはパラパラとした軽やかな食感の『香米』がただ辛いだけではなく、どこか酸味が効いていて後味がすっきりとしている酸辣が特徴的な料理です。

 

また湖南料理はお酒=白酒との相性もよく、湖南料理には白酒が欠かせません。

 

湖南料理の中にも紅焼肉のように辛くない料理はあるので、辛いのが苦手な人もぜひ一度湖南料理を体験してみてください。

 


(吃香喝辣団年肘子)

 


(魚頭)

 


(湖南炸豆皮)

 


(黒臭豆腐)

 


(左宗棠鶏)

 


(酸辣湯)

 


(辣子鶏丁)

 

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