大理石の産地として栄えた風光明媚な高原の古都、大理(その3.白族の伝統的な建物や文化の残る大理周城と喜洲)

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大理石の産地として栄えた風光明媚な高原の古都、大理(その3.白族の伝統的な建物や文化の残る大理周城と喜洲)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 

 今週も先週に引き続き、雲南省大理の旅行記です。第3回目となる今週は白族(以下、ペー族)の伝統的な建物や文化の残る大理周城と喜洲です。

 

(1)大理周城

 

 大理周城は、大理古城の北から約23km離れたところにあります。周城にある建物は典型的なペー族の民家の造りとなっており、反り上がる瓦屋根の重なった美しいペー族古民家群には、細かい装飾が施されています。

 

 建物は壁全体が白く塗られ、水墨画、油絵、或いは大理石を嵌め込んで装飾します。門や窓には雲南杉、ツバキなど高価な木材を採用し、鶏、カササギ、麒麟など幸福、好運を願った彫刻が施されています。また、正門には屋根が付いて、庇の部分はゆるくカーブを描くように反り上がり、華麗にして荘重です。

 

 大理周城は小さな田舎町ですが、周城は大理名物の染物である扎染が有名です。扎染は、明清時代から伝わる伝統技法です。白く残したい所を糸や縄できつくしばり、染料に浸し染めてから糸を解くと、染まらなかった所が模様として浮かび上がるようになります。鮮やかな藍色に浮かぶ白い模様は素朴でシンプルでありつつも、豊かな民族風情を味わうことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2)喜洲

 

 喜洲は、明の時代に茶馬古道の交易でお茶、大理石、手工芸品を取り引きすることにより繁栄してきました。大理古城とデザインも異なりますが、大変雰囲気が良く、古き良き中国を求めている自分にとっては大変良い場所でした。商業化が進んでいるが、まだまだ昔の姿が残っているところでした。今度行くことがあればここで一泊したいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次週も引き続き、大理古城の旅行記となります。よろしくお願いします。

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